季節を撮ろう

仮タイトル。身の回りの四季の花を撮っています。  ペーパークラフト関連→http://farnoise.hateblo.jp/

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ペパクラ::可動関節改良中

 可動関節の評価ポイントは回転保持力、初動反応、軸の抜差耐性の3点です。(最近考えた)

 回転保持力は重さを支えるために重要です。足首に配置した場合、それより上の重さがその関節にかかる事になるので、強くなければ立っていられません。ニコニコ動画など公開されてる動画を見ても一番の問題になっているようです。初めは良くても時間が経つとヘタって倒れてしまうという字幕を見ます。

 初動反応は回転の初めから保持力が働いているかということです。一応保持力の問題は解決していたものの、時間経過とともに変な遊び(反応が悪くてゆるゆるの状態)が出来て自立が不安定になっていました。大きく回せば保持力が戻って安定するのですが、実際に配置された関節は可動角度が狭いため、結局保持力不足の様に見えることがほとんどでした。

 軸の抜差耐性は軸をしっかり止めていられるかです。接着剤で止めてしまえば問題ないのですが、多く塗るとはみ出して可動部を接着する恐れがあります。できれば耐性を高めて接着剤なしに出来るのがベターだと思っています。自分のように手足を交換できるロボットを作っていて、接着剤で止めざるを得ないというのは負けた気分になってしまいますし。

 

 色々書きましたが、今回の改良で全ての要素を及第点に出来そうです。最後の問題だった抜差耐性も形状の工夫で大分良くなりました。(100個くらい作ると何故か耐性の高い関節が1個出来るので、それがどうなっているか観察したら問題点を見つけられました)

 あとは部品を単純化して組み立てやすくした結果、数を減らすことにも成功、おまけに1mmのサイズダウンも出来ました。

 これで1つ作品を作って駄目と判断したら、多分可動ペパクラは諦めると思います。

 まぁ、要は良い物で来たんじゃね?と変なテンションになってるので文が長くなったということですw

 

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 左が従来の13mm型、右が小さくなった12mm型。1mmの差は小さいようで大きいです。