制作講座 辺の多い立体編
特徴のあるパーツ組み立てのコツなどを不定期でまとめていきます。第一回は辺の多い立体です。
1.まずはパーツを切り抜きます。とにかく線の中心を切るように心がけます。辺が多いのパーツは必然的に横に長く、厚みのない事が多いです。
2.のりしろを折ります。こういったパーツは上下方向に曲げやすいよう配置しているのですんなり出来ると思います。切り抜く前にのりしろを折ってしまうのも手です。
3.側面を折ります。しっかりギュッと折り目を付けてください。
4.側面をわっかにします。パーツの形状になるよう整えておきます。
5.ここがポイント。全面にボンド(水溶性接着剤)を塗って乾かしてしまいます。二度塗りすると乾燥が遅くなるので、ゆっくり位置あわせが出来ます。塗って貼り付けを一度に行うと塗り始めの部分が半乾きになってしまい、上手く閉じられない事が多いです。
6.位置がずれていたら反対側の角から爪楊枝などで少しずつ押して修正します。
7.反対側も二度塗りをして閉じます。完全に乾く前にパーツ全体を軽く押して歪みを取り除きます。このとき側面がずれてしまってもむりに直さず、歪みを取った方が全体として綺麗に仕上げる事が出来ます。